阿覧 欧虎(あらん・はくとら)
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本名:ガバライエフ・アラン
出身地:ロシア連邦北オセチア・アラニア共和国
ウラジカフカス市出身
所属部屋:三保ケ関部屋
生年月日:1984年1月31日生まれ
初土俵:平成19年1月
身長:185cm 体重:139.2kg
ヨーロッパのレスリングの重量級から、巨体にして優秀な体力と運動神経の持ち主が続々と日本に参入してきています。大昔は、足の長い西洋人は相撲には絶対的に向かないと言われていましたが、今ではとんでもない。先天的にパワフルな体を持っている上に、レスリング的な鍛え方も実に相撲向きであるからです。最近、日本人力士のぶつかり稽古での引っ張りまわしてもらっての鍛え方が足りない(だからすぐ前に落ちる)と言われていますが、さもありなん、競技の性格上彼らは、いくら首根っこを押さえられても耐える練習ができているのです。一方、日本人力士はあまりにももろくなっています。だから、安易に叩きに走るヨーロッパ勢が多いのです。逆にその分、「押さば押せ」を極意とする相撲にとっては正統からはずれる結果となり、モンゴル勢と比べて伸び悩んでいることは皆さん、ご存じですね。
さて、そんな中、より相撲に近い見地から立ち合いの大切さに目覚め、先輩たちを一気に追い上げようと、はやる腕を撫でているのが、今場所東幕下5枚目に躍進したこの男です。18年2月、22歳のとき大阪・堺市で行われた世界相撲選手権大会での個人無差別級優勝。レスリングは13歳から始め、さらに17歳で相撲に魅せられたという阿覧。昨年1月、大志を抱いて入門、あっという間にあと一歩で関取というところまで来たわけです。 それなりの実力者だからといってすべてが順調だったわけではありません。一足先に新十両を決めた土佐豊や山本山といった学生相撲出身の実力者に、大事なところで何度も負けて悔しい思いをしているのです。でもそれが阿覧の向上心に火をつけています。相撲がやや遅い分、叩きの快感に走らずにやってきたことが、より大きな力強い相撲となって花開いていくことになるのではないでしょうか。なにはともあれ、大阪は、この阿覧の戦いぶりに注目して損はありません。
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