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大相撲情報局
相撲規則

<土俵規定>
  • 相撲競技における競技場のことを「土俵」といい、土俵には本場所用と稽古用がある。
  • 土俵は四股を踏んでも足跡がつかない堅さに突き固め、砂を入れる。
  • 小俵は6分を土中に埋め、4分を地上に出す。
  • 一辺に外俵7俵と、各角に1俵ずつ俵を埋める。
  • 中に直径4メートル55センチの競技の境界線を示す円を描き、徳俵4俵とその間に4俵ずつ合計20俵埋める。
  • 勝負の境界線は俵の外線である。
  • 踏み越し、踏み切りなどを判明しやすくするために、円の小俵の外側に25センチ程の幅で砂を敷く。この部分を「蛇の目」という。
  • 仕切り線は土俵の中央に70センチの間隔で白線を2本引く。
  • 正面から土俵に向かって左を東、右を西として、東西を力士の控え溜、向正面は行司溜とする。
  • 土俵には水、紙、塩を用意する。
  • 土俵が構築されたら、土俵祭を行う。

<力士規定>
  • 力士はまわし(締め込み)以外を身につけてはならないが、負傷者のサポーター、包帯、白足袋などは認められている。
  • 相手に危害を与えると認められるものは一切禁止されている。指輪などの装飾品はもちろん、 包帯を止めるための止め金などの貴金属も使用禁止となる。
  • 十枚目以上の力士は出場のとき大銀杏に結髪し、まわしは紺、紫色系統の繻子、さがりは同色の絹を使用する。
  • 稽古中十枚目以上の力士はは白いまわしを使用する。
  • 幕下以下の力士は、木綿の黒か紫系統のまわしとさがりを使用する。
  • 取組の二番前から控え力士として土俵溜に位置し、勝負判定に控え力士としての責任を持たなければならない。

<勝負規定>
  • 制限時間は呼出が東西の力士の名を呼び終わったときから計る。制限時間は次の通りである。
    • 幕内4分
    • 十枚目3分
    • 幕下以下2分以内
  • 呼出、行司は審判委員の時計係より指示を受け、制限時間による「待ったなし」をはっきりと力士に伝える。
  • 制限時間後の立合いで両手を下ろしたとき「待った」を認めない。
  • 土俵内において足の裏以外の体の一部が、早く砂についた者を負けとする。
  • 土俵外の砂に体の一部でも早くついた者を負けとする。但し、吊って相手の両足が土から上がっているのを土俵外に出す時、 自分の足を土俵外に踏み出してから、相手の体を土俵外に下した場合は、送り足となって負けにならない。
  • 吊って相手の両足が土から離れても、後退して踵から踏み切った場合は負けである。
  • 頭髪が砂についた時は負けである。しかし、相手を倒しながら、瞬時早く髪がついた時は負けにならない。
  • 土俵外にどれほど高く吊っても、また相手の体を持ち上げても勝ではない。
  • 締込の前の垂れが砂についても負けとならない。
  • 相手の体を抱えるか、褌を引いて一緒に倒れるか、または手が少し早くついても、相手の体が重心を失っている時、即ち体が死んでいる時は、かばい手といって負けにならない。
  • 体の機能故障の場合は別として、競技中に、行司、審判委員の指示なくして競技を自ら中止することはできない。
  • 前褌がはずれて落ちた場合は、負けである。
  • 水入後の組み直しには、前と違っている時は、力士は意見を述べることができる。

<審判規則>
(行司)
  • 審判に際して、規定の装束、(直垂、鳥帽子)を着用し、軍配を使用する。
  • 両力士が土俵に上がってから競技を終えて土俵を下りるまでの一切の主導的立場であり、競技の進行及び、勝負の判定を決する。
  • 勝負の判定ではどんなときでも東西いずれかに軍配を上げなければならない。
  • 競技を円滑に進行させ、両力士を公平に立ち上がらせるために指導と助言をする。
  • 両力士の手が仕切り線より出ないように注意を与える。
  • 両力士が立ち上がってから、「残った、ハッキヨイ」のかけ声をなす。
  • 審判委員より制限時間を知らせたとき、明瞭に両力士に伝えて立ち合わす。
  • 競技中に力士が負傷したとき両力士の動きを止め、負傷の程度により審判委員と協議の上、競技の中止を発表する。
  • 競技が長引いて両力士の疲労が認められたとき、審判委員の同意を得て、水を入れることができる。
  • 水入り後組み直した時、力士、審判委員の異議なきを確かめてから、声をかけて競技を開始させる。
  • 水入り後、なお勝負がつかなかった時は、審判委員の指示により競技を中止させることができる。
  • 競技中、力士のまわしが緩んだとき、動きを止めて締め直させることができる。
  • 審判の他に、土俵祭の祭主となったり、土俵入りの際はその誘導の役をする。
  • 階級に応じて、装束の色が変わる。
  • 控え行司は、土俵上の行司に事故があった場合は、その代行をする。

(審判委員)
  • 5人の審判委員は、所定の位置について相撲勝負の判定に加わる。
  • 土俵の東西に各1人、行司溜に2人、正面に1人つき、そのうち東寄の審判委員が時計係となる。
  • 勝負の判定を正しく公平に決定する責任があるので、行司の軍配に異議を感じたとき、速やかに「異議あり」の意志表示をして協議に入る。
  • 見え難い位置で勝負がついたなどの理由があれば協議を棄権することがある。
  • 控え力士から物言いがついたとき、これを取り上げて協議しなければならない。
  • 勝負の判定だけでなく、土俵上すべての競技進行に留意して、相撲競技規定に違反のないようにする。
  • 土俵に出場するときは、紋服白足袋を着用しなければならない。
  • 水入り後の組み直しには、満足するまで行司に注意しなければならない。
  • 引き分けと認めざるを得ない勝負については、土俵上で決定する。
  • 審判長は、物言いの協議の時、最終的に決定する。

(控え力士)
  • 自分の出場する2番前から、所定の土俵溜に着かなければならない。
  • 土俵に上がった力士に水を付ける。
  • 水入りの時も、水を付け、まわしを締め直すときは助手になる。
  • 勝負判定に異議があるときは、物言いをつけることができるが、決定権はない。
(禁手反則)
  • 相撲競技で次の禁手を使ったとき、反則負けとなる。
  • 握り拳で殴ること。
  • 頭髪を故意につかむこと。
  • 目、または水月(みぞおち)などの急所をつくこと。
  • 両耳を同時に両手ではること。
  • 前立褌をつかんだり、また、横から指を入れて引くこと。
  • 喉をつかむこと。
  • 胸や腹を蹴ること。
  • 一指、または二指を折り返すこと。
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