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大相撲> 大相撲情報局> コラム「柔剛適意」
じゅうごういのままに
相撲部屋生まれの、相撲雑誌育ち。大相撲に対する高い見識とユニークな発想を兼ね備えた人として知る人ぞ知るベースボール・マガジン社「相撲」元編集長の下家義久氏に、縦横に腕を振るっていただき、様々な話題でファンを楽しませ、考えさせてもらおうというコーナーです。
Vol.33へ 一期一会の本場所だからこそ
 力士にとって年6回90日間もある本場所ですが、お客さんは毎場所毎日来られるわけではありません。国技館に来たとき受けた感動が、大相撲を評価するわけです。思い出に残るのは、数々の名勝負のほかに、全体的にその日を通して受けた記憶です。このとき場所で見たのはこの顔触れで……それはその場所の全体像、集合写真となって記憶に残ることになります。力士にも一期一会の気持ちで土俵に上ってもらいたいものです。

(平成24年5月7日記)
Vol.033はこちら
Vol.32へ 白鵬のツナが清々しくなった!
 2年ぶりの春場所が始まりました。気のせいかこれまでよりずっと白鵬の土俵入りが神々しく見えます。なぜでしょう? 私はその理由は、彼の横綱としての、また人間としての成長もありましょうが、白鵬が締めている横綱そのものにあると思います。とにかく清々しいのです。横綱の由来は神社の神聖な注連縄にあるとされますが、まさに神事に基づくものであると感じさせるものに近づきました。へえ、今までとどう違うんだとおっしゃる方に、そのなぜと、白鵬の真摯な姿勢、心ある親方の熱意について少々語らせていただきたいと存じます。

(平成24年3月14日記)
Vol.032はこちら
Vol.31へ 四股についての私の一考察
 明けましておめでとうございます。昨年まで次々と明らかになった不祥事に対する反省から、力士たちは自分たちは特別な存在なんだと思い込んでいた認識から離れて、国技の継承者としての認識を新たにしました。土俵においては正々堂々の土俵態度と、敢闘精神に溢れた攻防の多い相撲を取り、日常生活でも力士と呼ばれるにふさわしい立ち居振る舞いを心掛けてきました。協会としても、今年は公益法人、年寄名跡問題等も大詰めに来ており、大相撲存続の正念場を迎えています。大相撲は改めて、なにゆえこれまで長く、熱く人々に必要とされ、愛されてきたかの原点に真剣に立ち返らなければなりません。これまで当然と思い込んでいたものにも、もう一度目を向け直してみる必要があるのではないでしょうか。そんな意味合いからも、今回は相撲の基本中の基本である四股についての、私の一考察にお付き合いください。

(平成24年1月9日記)
Vol.031はこちら
Vol.30へ 仰げば尊し 我が師の恩
 学校ではありませんが、稀勢の里以下鳴戸部屋の力士たちにとって、ひとつの卒業のときがやってきました。今年納めの九州場所を前に、某週刊誌の無礼な報道が相撲界にもたらす影響に心を痛めていた元横綱隆の里の鳴戸親方が、11月7日突然亡くなったのです。師匠との突然の別れ―弟子たちの胸には様々な思いが去来したことでしょう。

(平成23年11月14日記)
Vol.030はこちら
Vol.29へ あの"行間"を忘れるな!
―間をつづめられた2枚の優勝掲額
 平成23年秋場所初日は9月11日。あの世界を揺るがしたアメリカの同時多発テロから満10年、東日本大震災からちょうど半年ということで、各地で追悼行事が行われました。
 あってはならないことが行われ、また起こってしまった―本当に悔しいことです。しかし悔しいままでは、我々に進歩はありません。それに似たことも、そこから想像されることも、今後は決して起こらぬように、起こさぬように、その先の備えまで考えていかねばなりません。いくら時間が経とうが、痛ましい事件、事実を忘れるなどということは決してあってはならないと思います。

(平成23年9月13日記)
Vol.029はこちら
Vol.28へ 国技が育てた「誠心誠意」―力士の真骨頂
 5月技量審査場所という前代未聞のクッションを経て、いよいよ名古屋本場所が戻ってきました。NHKが放送してくれなかったぶん、朝から打ち出しまでのインターネット放送、番組によって、いろいろなものが見えてきました。そしてその後に行われた東北被災地への巡回慰問によっても、大相撲の底力を感じることができました。大相撲はやはり、日本になくてはならない文化でありスポーツでした。しかし、ここでそのことをなにより自覚しなくてはならないのは、当の力士であり、親方衆であることを改めて確認したいと思うのです。未来まで永遠に伝えられるべき国技の姿が、怒涛のような試練を経ていまそこにはっきり見えてきたのですから。目指すべき道はこの本道しかありません。

(平成23年7月8日記)
Vol.028はこちら
Vol.27へ なんだか行政と似ている今の混乱
 相撲界のおかみ(さん)は、親身で頼りになるけど、このところの日本の"お上"は母心もなく、なんと浅はかなこと! 相撲ファンとしてはいくら嘆いても嘆き足りません。大阪春場所の中止は致し方ないとしても、ようやく開催にこぎつけた5月だというのに、日本相撲協会寄附行為施行細則にある「技量の審査」という言葉に酔うあまり、ことさらに「技量審査場所」として無料にするなどして、かえって大きな混乱を招いてしまいました。NHKや毎日新聞に本場所でないと見当違いなことを言わせるに至っては言語道断です。そのために、関係者の一致した思い、こんなときだからこそなんとしても被災地の方々に大相撲を見ていただきたい――という情熱、善意まで踏みにじられてしまったわけですから。何よりも一生懸命相撲を取ろうとする力士を馬鹿にした話ではありませんか。

(平成23年5月1日記)
Vol.027はこちら
ファンが望んでいるのは「いい相撲」。
本場所再開に向かって国技相撲の理念を再構築しよう。
 いやはや大変なことになってしまいました。八百長問題が一部力士のメールから発覚、日本中が大人気なく大揺れです。あれもこれも怪しい、もう信じられない、という論調で、一部の人たちはこれを口蹄疫扱いし、大相撲を殺処分にかけようという勢い。ふだんさほど相撲を見ない人に限って声を大にして叫んでいます。「相撲を愛すればこそ言うのだ」とにわか猛烈相撲ファンになって、八百長は絶対いけない、スポーツなんだからどんなことがあっても真剣勝負でなければならない。我々の相撲に対する信頼はまったく裏切られた。だから大相撲なんかもういらない、と勝手に仕分けにかかっている感じです。

(平成23年3月11日記)
Vol.026はこちら
Vol.25へ 夢の『大横綱集合』手形!!
 相撲ファンに限らず、多くの皆さんは、ちゃんこ屋さんや由緒あるお宅で、力士の手形額をご覧になったことがあると思います。よく目にするものは横額で、横綱・大関が4〜5人、大きな手を広げた状態で朱か黒の手形を押し、サインを墨書したものです。行司さんが中央に墨痕を揮ったスタイルもよく見かけます。それらを目にするたび、私たちはそのたくましい、個性的な手の平の形を鑑賞しながら、意外(!?)と達筆な署名を解読し、並んだメンバーとその時代とに思いを致します。

(平成23年1月11日記)
Vol.025はこちら
Vol.24へ 前人未到の大記録前夜
〜平成の世に古今無双の大横綱・双葉山を甦らせた白鵬〜
 この九州場所は、白鵬がこれまで誰もが予想だにしなかった双葉山の大記録を抜くか抜かないかが最大の話題となっています。その大記録とは69連勝。それまで“打っ棄り双葉”とあだ名されていたくらいきわどい相撲ばかり取り続けていた男が、東前頭3枚目だった昭和11年一月場所から大変身、無敵の快進撃で歴史に残る大横綱まで一気に上り詰めて行くなかでつくったものです。
 彼は翌場所から5場所連続全勝優勝という快挙を成し遂げました。当時は年2場所制(1月・5月)でしたので、期間にすればなんと2年半も負けなしだったのです。花相撲や巡業でも気を抜いて負けるようなことはほとんどなかったといいます。いかに群を抜く強さだったかがわかります。そしてその強さと風格、相撲道に対する真摯な姿勢ゆえに、彼は相撲界ばかりではなく国民の大ヒーローとなりました。
 今回は、昭和の人間が想像だにしなかった前人未到の大記録に現実に追いつき、追い抜きにかかったことで、双葉山という大横綱を平成の世に思い出させてくれた白鵬に感謝を捧げつつ、筆を進めさせていただきたいと思います。

(平成22年11月14日記)
Vol.024はこちら
Vol.23へ 白鵬を奮い立たせた『愛語』
 日本相撲協会力士代表としての白鵬がいよいよ光り輝いています。連勝記録、連覇記録への挑戦ということもありますが、なによりも彼が日本の国技相撲に飛び込んだ男として、相撲に命を懸けている男として、大相撲の伝統を何より大事にこれを守ろう、真髄に近づこうと努力をしている姿に人々の賞賛が寄せられているのです。
 おそらく白鵬の行くところ、多くの賛辞が渦巻いていることでしょう。白鵬もそれはそれなりでうれしさを感じているとは思いますが、人間ですからそれに慣れてしまうということも考えられます。『江戸中でひとりさみしき勝ち角力(かちずもう)』とは、双葉山ファンの偉い人たちが絶頂期の大横綱を囲んだ宴席で、双葉山にそっと示したとされる俳句で、これを見た双葉山が静かにしかし深くうなずいたとされるものです。そんな賛辞に囲まれた状態にいる人物を、真に強くさらに奮い立たせる言葉とはどんなものでしょうか。

(平成22年9月14日記)
Vol.023はこちら
Vol.22へ 相撲を取らせてもらえる喜び
 開催すら危ぶまれていた名古屋場所が、ついに開催されることになりました!初日前日の7月10日、愛知県立体育館体育館の土俵祭りに参集した親方・関取・行司など約200人の協会員は、神聖な土俵に向かってこれまでの不祥事をお詫びした上で、改めて感謝の念を捧げ、相撲界一丸となっての日本相撲協会再生への決意を誓ったのでした。

(平成22年7月10日記)
Vol.022はこちら
Vol.21へ 横綱栃錦『君子豹変』の見事さを思う
 朝青龍が土俵から去って初めて迎えた東京場所。爽やかな5月の空にすっくと立ち並んだ幟(のぼり)と太鼓やぐら、志も高くしたためられた御免札をながめながら、私が思いっきり思い出すのは、自身名横綱として日本中を熱狂させ、マゲを切ってからはこの両国に新国技館を建て、あの平成大相撲の繁栄をもたらせた名理事長・故春日野親方(元横綱栃錦)の信念と人間力の素晴らしさです。数々の不祥事や自らの勝負に走った身勝手な取り口の連続で『満員御礼』が出ににくなっている今日、相撲協会への信頼を取り戻すためには、親方衆の一人一人が故春日野理事長の決断と人生を見習って力士を指導し、協会一丸となって理想の相撲を追求していくしかありません。今回、いつも以上に思い入れがつのり、少々くどく、長くなってしまいましたが、御笑覧のほど、お願いいたします。

(平成22年5月9日記)
Vol.021はこちら
Vol.20へ 「このくらい…」「大目に見るしかないか」の妥協が招いた伝統の乱れ―朝青龍の悲劇
 初場所、気力あふれる相撲で史上単独3位となる25回目の優勝を果たしたばかりの横綱朝青龍が、一般人に暴力を振るったとされるその素行から、一気に引退に追い込まれ、土俵を去らなければいけなくなるという残念な事態が起こりました。彼への好き嫌いを超えて、相撲界にとっても大損失です。ほとんどの人が彼の相撲ぶりに感激し、その才能を認めていました。朝青龍も相撲という競技が大好きでした。それなのになぜ、こんな結末を迎えてしまったのでしょうか。協会関係者はもちろん、ファンとしても改めて考えて見る必要があると思います。

(平成22年3月8日記)
Vol.020はこちら
Vol.19へ 相撲甚句の極致『当地興行』
 「斜陽」「人間失格」などの作品で有名な太宰治の小説の師匠である井伏鱒二は、ユーモアとペーソスのこもった作風で知られた多才な人で、漢詩を美しい日本語に訳すること(訳詩)にも優れていました。…

(平成22年1月10日記)
Vol.019はこちら
Vol.18へ “力士”こそ期待される人間の理想像・・・
 「歴史は繰り返す」とよく言われます。いわゆる流行(はやり)、廃(すた)りだけではではなく、時代の求める必然がそこには必ず働いているようです。
 相撲の精神を見直したいと思ったとき、私が必ず振り返る時代があります。それは昭和11年前後。相撲という競技自体がもたらす効用、相撲が作る人間力の素晴らしさが改めて見直され、目標として掲げられた時代でした。それは相撲界の知恵が作り出したあるひとつの「運動」をきっかけに …

(平成21年11月7日記)
Vol.018はこちら
Vol.17へ 「ファンこそ大相撲鑑賞のプロ」という視点
 神事に始まった相撲は、長い時間をかけて心・技・体を鍛えつつ様式を磨くことによって、日本中の人々の尊敬と憧れを集める崇高なスポーツとなりました。世界に誇れる日本文化の一つの象徴と言っていいでしょう。…

(平成21年9月11日記)
Vol.017はこちら
Vol.16へ 「圧」の掛け合いこそが相撲の醍醐味
 いつも、様式美を強調することが先になり、相撲の取り口、具体的内容に踏み込むことの少ない私ですが、とにかくいい相撲を見たいんだという気持ちは人後に落ちません。そして、その相撲っぷりにも私なりのこだわり(この言葉はあまり好きではありませんが)、注文が……。

(平成21年8月8日記)
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Vol.15へ たまには、めくるめくような文章が読みたい!
 相撲界がいくら特殊な社会だといっても、また修業の現場が壮烈で、土俵上で繰り出される秘技の応酬に、またその生活には数々のドラマがあるといっても、いったん相撲記者となってしまうと、慣れっこになってしまいがちです。…

(平成21年7月10日記)
Vol.015はこちら
Vol.14へ 性急な期待や叱咤ではなく、「親心」での応援を!
 ファンの応援というのは、夢中になって期待が一気に募るためか、一般的に,性急になりがちです。…

(平成21年6月8日記)
Vol.014はこちら
Vol.13へ 相撲記事の視点、あなたの好みはどっち?
 昔から力士は「気は優しくて力持ち」の典型とされています。力士は人間として、男としてのひとつの理想像であったのです。…

(平成21年5月6日記)
Vol.013はこちら
Vol.12へ 近ごろ気になる相撲言葉の端々
 日本語の乱れというのは、歴史的を振り返っても、昔から言われ続けてきたことですが、人間の営みである以上、時代に応じて変わっていくのは仕方がないことかもしれません。…

(平成21年4月6日記)
Vol.012はこちら
Vol.11へ 求められることのみ多かりき……大相撲の横綱というもの
 人生は勝負と一緒で、やることが何もかもうまくいく時期と、何をやってもうまくいかない時期があります。…

(平成21年3月6日記)
Vol.011はこちら
Vol.10へ 琴欧洲の初挑戦!
 平成21年初場所は、復活朝青龍が良くも悪くも話題を独占し、ほかの力士の活躍や動静がかすむ形となりました。でも、報道で伝えられなかった彼らが日々、一緒懸命相撲を取り、力士の名に恥じない努力をしていたことに間違いはありません。…

(平成21年2月2日記)
Vol.010はこちら
Vol.09へ 相撲界を愛するならば
 ひとごと(人事、他人事)という言葉があります。様々なニュース見ていてもそうですが、自分に関係のないことだったら、 よそ様については、自分が聖人君子になって、もっともらしいことが何でも言えますね。…

(平成20年12月30日記)
Vol.009はこちら
Vol.08へ 相撲界における芸の“荒れ”を愁う
 皆さんが、いきなり人からひっぱたかれたり、殴られたら、どんな反応をしますか? そういう行動には相手に対する尊敬がみじんもありません。多くの方は自分の尊厳を傷つけられ、カッときて、「何を、失礼な!」と怒り心頭に発すると思います。…

(平成20年12月1日記)
Vol.008はこちら
Vol.07へ 日本国民の趣味と情熱
 素っ裸に廻し一本を締めたのみで正々堂々と戦う相撲は、潔くて素晴らしいスポーツだが、それだけではない。その土俵上の動作や行動は、日本ならではの武士道精神に裏付けされている。だからこそ素晴らしいのだ…

(平成20年11月7日記)
Vol.007はこちら
Vol.06へ 協会一丸、今がそのとき
 昼下がりの客もまばらな日本食ファーストフード店、「いらっしゃいませ」の声も小さく「お待ちどうさま」「ありがとうございました」もほとんど聞かれない、そんな店にたまたま入り、ああ、相撲の乱れた立ち合いも言ってみれば、こういうことかもしれないと…

(平成20年10月7日記)
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Vol.05へ 同じ『命懸け』でも
 若ノ鵬に続き露鵬、白露山のロシア出身力士が大麻吸引の疑いで、解雇になりました。親方衆、力士が一丸となってドーピング問題に取り組み出していた協会に対し…

(平成20年9月20日記)
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Vol.04へ 秋麗(あき うらら) 大地静かな 土俵入り
 モンゴル巡業に行ってきました。同行マスコミは直行便利用のA班(朝青龍、琴欧洲、魁皇)と同じ飛行機で、すんなり往復することが出来ました。ところが今回、韓国回りだった後発B班(白鵬、千代大海、琴光喜)は往復ともに天候にたたられ、待ち時間を大幅に取られ、大変な目にあったようです…

(平成20年9月10日記)
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Vol.03へ 魔法の言葉は「腰骨を立てる」
 夏休みも本番の8月4日、国技館正面入り口から元気な声が聞こえてきました。集まっているのは、廻しを締めた大勢の新弟子と、老若男女の一般の方々です。正面広場いっぱいに広がって、四股を踏んでは「ヨイショ!」、仕切っては「ヤッ!」と明るく気合のこもった相撲体操が繰り広げられています…

(平成20年8月4日記)
Vol.003はこちら
Vol.02へ 照れてる場合じゃないぞ、日本人力士
 去る5月31日、国技館で宮城野部屋の元幕内光法(安治川親方)の断髪式が行われました。光法の慎み深くも明るい人柄に惹かれて大勢のファンが集まり、そのマゲとの別れを惜しんだわけですが、その中で横綱白鵬とのいい話が司会から紹介されました…

(平成20年6月10日記)
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Vol.01へ 「SUMO」と「相撲道」との素晴らしき一致を!
 大相撲を見つめるとき、人々は様々に思いをめぐらせます。単に取り口を楽しむだけではなく、土俵上のふたりが置かれた背景からプライベート、そして日本相撲界の伝統、さらには壮大な世界の歴史に至るまで、それは広がっていきます。大相撲の勝負、人間ドラマは、私たちの人生を投影してくれる偉大なスクリーンであり続けています。年年歳歳、名勝負が生まれ、名場面が演じられ、話題に欠けることはなにひとつありません。
 しかし、本場所の流れに引っ張られると話も固くなり、もっとこの話題に触れていたいのに、次にいかなければならないということが起こります。幼いころから大相撲に夢を抱き、専門誌記者として見守り続けてきた人間のひとりとして、もう少し自分なりの土俵で相撲を取らせてもらえれば、ご案内役としてそれなりに働けることができるのでは、との思いから今回、このコーナーを立てさせていただきました。
 正攻法はもちろんのこと、ときには変化技も繰り出しながら、縦横無尽に“異能”を発揮して、皆さんに楽しんでいただく所存でおりますので、よろしくお願いいたします。さて、今回は野球のピッチングで言えば、直球か、曲球(古いなあ…)か、はたまたチェンジアップか。

(平成20年4月28日記)
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